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量子コンピュータ技術への取り組みについて

この度、日本量子コンピューティング協会の主催する量子エンジニア(ゲート式)講座ー認定講座-、量子エンジニア(アニーリング式)講座-認定講座-両方において当社社員が合格しました。

日本量子コンピューティング協会とは

量子コンピューティング技術の普及と発展を推進し、日本の産業や学術界における量子コンピューティングの活用を促進することを目的とする。 活動領域は、量子コンピューティング技術の普及啓蒙、研究支援、産業界との連携、国際交流、人材育成など、量子コンピューティング関連の幅広い活動を行っている。

(引用) 日本量子コンピューティング協会 ー協会の概要ー

https://www.jqca.org/company-info.php

資格試験の内容

  • 量子エンジニア(ゲート式)講座ー認定講座-

ゲート方式の基礎的な量子コンピューティング実装が可能であることを証明する資格です。 ここでの実装とは、量子ゲートを用いて目的のアルゴリズムを実現する量子回路を作成することを指します。 試験では実際に量子回路を作成してNotebookを提出することで合否判定がなされます。 未経験者でも、講座受講後に取り組むことで合格レベルに到達可能です。

  • 量子エンジニア(アニーリング式)講座-認定講座-

アニーリング方式の基礎的な量子コンピューティング実装が可能であることを証明する資格です。 TYTANというSDKを用いて、二次制約なし二値最適化 (QUBO) の定式化を行います。 試験では与えられた最適化問題をQUBO定式化し、定式化の考え方の説明も記述したNotebookを提出することで合否判定がなされます。

データアナリティクスラボは、これからも新たな技術領域にチャレンジしていきます。